【保存版】不用品回収の費用相場はどのくらい?安く済ませるコツ3選を紹介!

2024年10月18日

「不用品を回収してほしい」という機会は、どんなご家庭にもあるかと思います。
専門業者に依頼するなんてお高いんでしょう?といったイメージを、おもちではありませんか。
一般ごみでは捨てられない不用品も多くありますし、大きな不用品などをご自身で解体して一般ごみで、というのもなかなかに手間がかかるものです。
この記事では不用品の処分にお困りの方々向けに、処分費用の相場やリーズナブルに済ませるコツを解説します。ぜひ、お読みになってください!

不用品回収業者の費用相場はどのくらい?

不用品回収業者の費用相場は、回収方法によって3通りの試算方法があります。
回収してほしい品数が少ない場合は1品目ごとの回収、多い場合はおまとめ回収などでの回収がお得・便利です。

1.基本料金+品目毎の回収料金(+オプション料金)

回収してほしい不用品が1つの場合、基本料金プラス品目ごとの回収料金で試算します。いくつかの専門業者に料金を訊ねて相場を把握しつつ、値ごろ感のあるところに依頼するといいでしょう。オプション料金がかかる場合もありますので、心づもりしておきましょう。
テーブルやソファ、電子レンジ等の家電・家具など、普通ごみでは回収してもらえない、かつ自力で家の外に運びにくいものは専門業者に依頼すると安心です。
タンス、冷蔵庫、洗濯機について、全国展開の大手と札幌ローカル平均、そして弊社の相場を表にまとめました。

種目 全国の業者 札幌の業者 クリーンエコロジーサービス
タンス 5,000円~ 3,000円~8,000円 3,000円~
冷蔵庫 6,000円~ 5,000円~10,000円 3,000円~
洗濯機 3,000円~ 5,000円~8,000円 2,500円~

※1品毎の回収料金。基本料金は含みません。

2.定額積み放題パック(+オプション料金)

不用品が2つ以上ある場合は、定額でトラックにまとめて積めるタイプのサービスを選ぶと、回収費用を安くおさえられるでしょう。
不用品回収では定額で積み放題になるサービスも、品目ごとの回収同様にスタンダードなプランで、基本料金にオプション料金を加えて試算することが多いようです。
どれだけの不用品が積めるのかは、トラックの大きさ次第です。依頼時に「これとこれとこれを積みたい」という具体的な情報を提供し、安全に運び出してもらえるかを確認しましょう。
回収業者によって料金はまちまちですが、一人暮らし(ワンルーム~1DK)で2万円前後、ファミリーで3万円〜程度が現状の相場といえるでしょう。

種目 全国 札幌
軽バン車両パック
(ワンルーム~1DK)
20,000円~ 15,000円~25,000円
1トン車両パック
(1LDK)
30,000円~
2トン車両パック
(2LDK~2L)
34,000円~ 45,000円~80,000円
3トン車両パック
(3DK~)
58,000円~

※1品毎の回収料金。基本料金は含みません。

3.車両パックプラン

クリーンエコロジーサービスでは品目ごとのプランに加えて、お部屋の大きさにベストな車両でお伺いして回収する「車両パックプラン」をお選びいただけます。
車両パックプランは学校卒業や転勤終了など、部屋全体の不用品をまるごと処分したい方に好評のプランです。単に「積み放題」というだけでなく、ご自宅の大きさによってある程度、プロによる試算で料金が決まっておりコストの無駄が出にくいよう設定されています。
ワンルーム~1DK向けの「軽バン車両パック(19,800円~)」から3DKのお荷物をまとめて回収する「3トン車両パック(69,800円~)」まで、ご希望に沿うサイズの車両をご用意しています。

種目 クリーンエコロジーサービス
軽バン車両パック(ワンルーム~1DK) 19,800円~(1.8立方)
1トン車両パック(1LDK) 29,800円~(4.2立方)
2トン車両パック(2LDK~2L) 49,800円~(8.928立方)
3トン車両パック(3DK~) 69,800円~(19.78立方)

何にお金がかかっているの?料金設定の内訳

不用品回収のプランや料金体系を調べたとき「何にお金がかかって、この金額になっているの?」という疑問をもつ利用者の方は多いかと思います。 かかる費用の内訳をざっと把握しておけば、依頼しようとする業者の料金が高すぎる・あるいは安すぎるという判断がしやすく、まっとうな業者選びの目安になります

1.人件費

不用品回収料金の主なものとしてまず、人件費が挙げられます。
回収してほしい不用品が利用者側であらかじめ玄関先に運んでおける程度の大きさのものなら、一人のスタッフでまかなえます。しかし、ご自宅全体の不用品を回収するときは、複数のスタッフで作業する必要があるでしょう。
大がかりな作業ではスタッフが複数になる分、人件費もアップします
なお、人件費相場は一般的な回収・運び出しで 10,000円程度、複数人による運び出し・解体が必要なら20,000円以上をみておきましょう。

2.車両費

車両費も、不用品回収費には必ずかかってくる費用のひとつです。回収してほしいものがひとつだけだったとしても、トラックは必須です
品物や量に応じて軽トラから大きなトラックまで、ふさわしいサイズの車両を手配し、現場へ向かわせるための費用です。車両手配の人的コスト・燃料を換算して算出します。
業者や地域によって幅がありますので、比較検討する場合は地域性なども考慮にいれるとよいでしょう

3.処分費

人件費や車両費と比べると少額ですが、回収のための費用には「処分費」と呼ばれるものもあります。
不用品は回収されたあとメンテナンスを経てリユース・再生するものが出回るものと、適正な処置がされたうえで廃棄されるものがあり、どちらも作業の過程で費用がかかります。
どれくらい処分費がかかるかは不用品の形状や素材、自治体ごとの料金体系や条例などによりけりです。

不用品回収費用をできるだけ安く済ませる3つのコツ

不用品回収費用には大きく分けて人件費と車両費、処分費がかかります
どれも回収には必須の費用ですが、人件費と車両費は業者の頑張りによっては、多少安くおさえることも可能です。
かかる費用を算出したとき「もう少し安くおさまらないかな」と思ったら、どうすればいいのでしょうか。

1.引っ越し時期を避けよう

入学や卒業・転勤・大掃除など、転居や大きな片づけをする人が増えるシーズンには引越と同様、不用品回収も繁忙期を迎えます。
春先や秋口、年末は人やモノの移動が多く、不用品回収にも競争が起こり高い料金が設定されがちになります。
こうしたシーズンを避けて1月、5~8月、11月ごろに回収依頼をすると、相場よりも安く料金をおさえられる可能性が高いでしょう。

2.処分する不用品を決めよう

複数の不用品の回収を依頼する場合は積み放題や車両パック等、まとめて回収してくれるサービスを選ぶと、希望した分をまるごと回収してもらえます。
こうしたサービスは便利ですが、回収してもらう品物が増えれば当然、料金もかさんできます。
リーズナブルな処分をお考えなら、不用品回収業者への依頼とあわせて自治体の粗大ごみ回収で処分できる品はあらかじめ処分したり、状態のいいものは売却・買取依頼をすると費用をおさえられるでしょう。回収してもらう品も分別してまとめたり、運びやすい場所まで搬出することで、よりミニマムな回収料金が期待できるでしょう。

3.3社以上の相見積を取ろう

不用品回収の相場をしっかり把握するために、複数の業者から相見積りを取りましょう
回収料金は業者によって異なるため、少なくとも3社以上に見積もりを依頼し、費用やサービス内容、追加料金を比較することをおすすめします
業者ごとに実績や口コミ評価も確認し、料金だけでなく信頼性・対応のていねいさなども判断基準にしましょう。実際に回収を依頼する際には見積時の金額どおりに行ってくれるかどうかの確認もお忘れなく。
また複数の業者から相見積もりをとることで、悪徳業者を見抜き、避けることも重要です
世の中には悪徳業者が存在し、不用品を山の中などに不法投棄したり、回収したものを国外に不法輸出するケースもあります。
悪徳業者の見分け方は下記の4つです。

(1)屋号・所在地・固定電話番号を公表しているか

悪徳業者は屋号や住所を明示せず、罰則をすり抜けて違法な営業を続けていることがあります。
(逆に、優良な業者は必要な情報をしっかりと開示しています)
事業所の屋号・所在地・固定電話番号があるか、さらに直接電話するなどで実在しているかを確認すると良いでしょう。できれば見積もり時に名刺を受け取り、記載を確認しましょう

(2)見積書があるか

事前に見積書を出さない業者は、怪しいとお考えください。悪徳業者は、不利になる記録を残そうとしません。
「料金・作業内容」、「追加料金が発生する場面とその金額」の詳細が明記された見積書を出してもらえる業者を選びましょう。トラブルに備えて、書面を受け取ることが重要です

(3)見積金額の幅が大きすぎないか

「見積もりでは料金幅の下限を格安に設定し、当日に高額を請求」、というのは不用品回収業者に多い手口です。
見積もり金額の幅が大きすぎる場合、また見積もり金額があまりにも安い場合は要注意です。

(4)許可証があるか

悪徳業者は、不用品回収に必要な許可証を取得していないケースが多いです。
家庭ごみは市区町村の責任のもとで適切に処理されており、市区町村の許可や委託を受けていない回収業者は収集することはできません

以下の許可証の有無を必ず確認しましょう。

■一般廃棄物収集運搬許可
家庭の廃棄物を回収するには、市区町村の「一般廃棄物処理業許可」の委託が必要です。

■産業廃棄物収集運搬許可
企業や事業所の廃棄物を処理するための許可です。

■古物商許可
中古品等の売買を行うための許可です。

■遺品整理士
これは遺品整理業者のみが取得する資格です。あると一つの安心材料になります。

その他にできる4つのこと

不用品回収費用の削減のために、以下の4ポイントを実践してみましょう。

  • 買取サービスを利用して、回収費用を相殺
  • 値下げ交渉を試みる
  • 運搬作業を手伝う
  • オプションを追加しない

これらに気をつけると料金を下げられる場合があります(業者によっては費用が変わらないこともあります)。

不用品回収業者は安ければ良いわけではない

料金が安いことだけで、不用品回収業者を選ぶのは危険です。極端に安い料金では、適切な処分をせずに違法な投棄を行ったり、見積後に追加料金を請求してくるケースがよくあります
安心して任せられる回収業者を選ぶために実績や口コミ評価などを参考に、サービスの質や対応の丁寧さにも着目しながら、価格とサービス内容のバランスをしっかり確認したうえで依頼しましょう

安い料金には必ず理由がある

極端に安い料金で不用品回収を行う業者には、何らかの理由があります。料金が相場より安い場合は悪徳業者に当たらないよう、細心の注意が必要です。
不用品回収業者の中には回収した不用品を適正に処理せず、不法投棄を行う者も残念ながら存在します。こうした業者に依頼した品の不適切な処理や不法投棄などが発覚すると、依頼者も法的責任を問われる可能性があります。安さだけで選ぶのは非常にリスクが高いといえるでしょう。
不法行為を行わなくても、はじめは安く見積もっておいて、作業後に追加料金を請求する悪質な手口も後を立ちません。
料金の安さには必ず理由があることを念頭に置き、回収業者を選ぶ際には口コミや実績をしっかり確認し、信頼できるかどうか判断をしましょう。

消費者庁による不適切な料金表示をしている業者の摘発

不用品回収業者の料金表示は非常に分かりづらく、トラブルが多いというのが実情です。
業者の悪意によるものもあれば、悪意はないにも関わらず料金トラブルに発展するケースも多々あります
この実態を問題視した消費者庁は令和4年6月にリリースを発表し、業者と消費者に対して注意喚起を行いました。

【概要】

「お得な定額パック  ~定額パック料金は、全てが込み込みの料金」
「追加費用一切なし! 定額パック料金に全て含まれています」

という不用品回収業者の広告をみた消費者が、「定額パック以外の料金はかからない」と認識して依頼したところ、実際は下記の理由で定額パック料金以上の料金を請求され、トラブルに発展しました。

  • 「定額料金以外に別途処分料がかかる」
  • 「不用品の大きさから事業廃棄の対象となり、料金が加算される」
  • 「不用品が重い」
  • 「クレジット手数料が掛かる」

同様の相談が各地の消費生活センターなどに数多く寄せられています。この事態に消費者庁が中心となって調査を行ったところ、消費者の自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがある行為(虚偽・誇大な広告・表示)を確認したため、消費者に注意を呼び掛けました。

不要品回収業者にまつわるトラブルはごく身近にあることをご理解いただければと思います。

【詳細はこちら】

【弊社の事例】怪しい業者への依頼を踏みとどまったお客さま

2人でルームシェアしている女性のお客さまの事例です。
お客さまが最初に問い合わせた回収業者の見積もりは「10-15万円」でした。名刺も見積書もなく、料金の幅が広すぎることを不審に感じたことから、弊社にお問い合わせをいただきました。
弊社の見積もりは7万円。
お客様がご自身で「怪しい」と気づかれたことで、不当な請求を料金をされる事態を回避できました。

適切に処分せず、不法投棄のリスクがある

価格設定が安すぎる不用品回収業者に、不法投棄を行っている業者が多いことは不用品回収業界の大きな問題点のひとつです。
適切な処分を行わず、回収品を山間部や空き地に不法投棄する業者がおり、地域住民が困惑するといったケースが後を立ちません。ふさわしくない場所に遺棄すれば、周辺環境にも悪影響を与えます。
不法投棄は違法行為です。もしそのような業者に依頼してしまうと、依頼者側も法的責任を問われる可能性があります。
こうした回収業者にはくれぐれも注意し、信頼できる業者に発注しましょう

【最新時事】札幌市内の業者が不法投棄を行い問題に

2024年9月末、札幌市内の不用品回収業者が、約900kgの産業廃棄物を許可なく空き地に不法投棄していた事件が発覚しました。 この業者はアパートの解体から出た廃材を不法に空き地へ運搬し、山積みにしていたほか、市内のアパートにも大量のごみを溜めていた疑いがもたれています。 一連の不法行為は、市職員による通報で明るみに出たものです。警察は他にも複数の場所で、この業者が同様の不法投棄を行っていた可能性があるとみています。

安さだけではない適切な業者選びを

前述の不法投棄事件は「業者選びは料金だけでなく、信頼性や法令遵守も重要」ということをはっきり示しているといえます。 不法投棄を行う悪徳業者に依頼した場合、依頼者もその行為に加担したとみなされ、法的責任を問われる可能性があります。業者が廃棄物の処理を正しく行っているかどうか、依頼前に必ず確認しましょう。 安心して依頼できる業者を確実に選ぶことは、不法行為に巻き込まれないための重要な一歩といえます。
関連情報をこちらの記事でも紹介していますので、ぜひお読みください。

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この記事のまとめ

本記事では、不用品回収業者の主な料金体系、どのようなものに費用がかかっているのか、その内訳を見ていきました。ご家庭のさまざまな節目で、必要になる不用品処分について、プロの力を借りるのも一つの手です。
実際に不用品回収業者に依頼をする場合の指針として

  • 不用品回収業者の費用相場
  • リーズナブルに依頼するためのポイント(繁忙期を避ける、回収品を整理する)
  • 複数の業者から見積を取ること

などに気をつけ、実際の業者選びに役立ててみてください。